副業をして不況や倒産に強い人になろう【終身雇用の崩壊が始まっています】
終身雇用の崩壊が始まっていると言われる理由
終身雇用制度とは?
終身雇用制度とは、企業が正社員として採用を行い
定年まで継続して雇用する制度のことです。
終身雇用制度のメリットとしては
法律で解雇に対して厳しくなっていることもあり
定年まで安定して働けるということに尽きます。
企業側としては、長く働いてもらえるので
計画的に人材の確保、育成が可能な点があります。
逆にデメリットとしては
労働者としては、収入の爆発的な上昇は望みづらい
キャリアの選択が限られてしまう等のデメリットがあります。
企業側としては、働き手の年齢バランスが高齢化した場合
人件費が高騰してしまう。
明らかに仕事が合わないと思われる社員でも
継続して雇用せざるを得ないという点があります。
終身雇用制度の崩壊が始まっていると言われる理由
不況(経済の低迷)によるもの
終身雇用制度は少しづつでも経済が上向きでないと成立しません。
企業の業績が悪化していくのであれば、賃金の上昇はもちろん
雇用の維持が厳しくなるからです。
高齢化社会に伴うもの(働き手の減少)
働き手の減少に伴い、企業は優秀な人材を確保する
動きを強めています。
労働者もより良い環境、賃金で働きたいと考えます
ライフワークバランスが重要視される世の中ですので
より良い環境の企業に優秀な人材が集まる流れが
加速していくでしょう。
結果として、望まなくても終身雇用制度のメリットが
企業側も労働者側も少なくなるというわけです。
2019年にトヨタ自動車の豊田章男社長が
「終身雇用を守るのは厳しい」と発言されたことも
終身雇用制度の崩壊が始まっていると言われる理由です。
不況や人材不足により倒産する企業が増加
東京商工リサーチによると2021年の見通しとして
企業倒産が「1万件」休廃業が「5万3,000件」との想定をしたようです。
そもそも企業が倒産してしまえば、終身雇用もなにもあったものでは
ないでしょう。
副業をして不況に強い人材に【終身雇用に頼らない】
終身雇用制度の崩壊が始まっていると言われる中
不況による倒産が増加している中
「自分の身は自分で守る」ということが求められます。
自分の生活を守るためには
・企業側から求められる強い人材
となることが必要です。
収入の手段が1つというのは危険
仕事がなくなった場合に困るのは単純にお金です。
皆さんお金が必要だから仕事をしているわけです。
副業がいいという表現より
収入を得る手段が1つというのは危険と考えます。
副業と一言で言ってもいろいろな手段があります。
それぞれ、現在の生活やスキルによって出来ることと出来ないこともあります。
・自分のスキルを売る・ブログやYouTube等で広告収入を得る
・ダブルワーク
現代社会において、稼ぐための手段が多様化しています。
収入を得る手段を増やすことが
生活力の強い人と言えるでしょう。
副業をして強い人材になる
国も企業も副業を促進をする流れが進んでいます。
理由としては
・企業としては副業をすることでより良い人材になってくれる可能性がある
今働いている企業が未来永劫安定するような大企業であれば別ですが
そう思えないのであれば、副業と言う選択肢を考えるべきです。
特に、今いる企業でしか使用不可能なスキル危険です。
プログラマーのように他の企業に行っても活躍できるスキルがあれば
何かあってもすぐに転職が可能です。
もし、そうでないのであれば、スキルを身に着けるという意味でも
副業にチャレンジしてほしいです。
今の仕事が厳しくなった際の選択肢が増えます。
雇用される側から抜け出すという選択肢
・不景気等により今の仕事がどうなるかわからない不安が常にある
いっそのこと雇用される側から抜け出す選択肢もあります。
・ひたすら稼いで節約してFIRE(経済的自立・早期リタイヤ)を目指す
口で言うのは簡単ですが
今すぐ仕事を辞めて雇用される側から解放されるというのは危険です。
うまくいかなかった場合に生活が厳しくなるからです。
しかし、準備しながら働くことは可能ですので
いざという時備えて一歩を踏み出すことは必要かと思います。
FIRE『経済的自立・早期退職』を目指す必要性とプラン【サイドFIREでも十分】
まとめ
終身雇用制度の崩壊 → 自分の身は自分で守る
自分で守るには → 副業をして資金面はもちろんスキルを身に着けよう
資金面の余裕が出れば職場に何かあっても当面の生活に困りません。
また、新たなスキルを身に着けることにより、次の仕事に繋がります。

企業が最後まであなたの面倒を見てくれるとは限りません。
むしろ、自分の事は自分で守らなければなりません。
現状で満足せずに、お金の面での余裕、更なるスキルを取得
できれば、終身雇用制度に頼らなくとも
強く生きていける人材になりますね。