副業をする理由と必要性について【国・企業・個人 それぞれの思惑を解説】
この記事では
こちらを解説します。
副業をする理由と必要性について 国の考え【促進しています】
国が副業を促進しているとわかる根拠
この厚生労働省のページに
副業・兼業の促進に関するガイドライン
というものがあります。
このようなガイドラインがあることから
国では副業を促進していると言えるでしょう。
国が副業を促進している理由
・自己実現の追求
・収入の増加
・低リスクで将来の企業や転職に向けた準備が可能
副業を行うことによりスキルアップができれば本業にもメリットがあります。
なによりも年金の問題もある中で
個人の老後生活のために促進している部分も大きいと感じます。
副業するうえで機を付けてほしい点として
・守秘義務
・職務専念
などがあがっております。

今後、労働人口の減少が見込まれる中で
個人のスキルの上昇や所得アップをすることにより
自分の身は自分で守れというメッセージとも
言えるでしょう。
副業をする理由と必要性について 企業の考え【メリットとデメリット】
企業が副業を認めるメリット
・社員の自主性を促す効果が期待できる
・副業を受け入れる側の企業は労働力の確保や優秀な人材の確保につながる可能性がある
労働人口の減少に伴い
優秀な人材はもちろん、働いてくれる人自体を
取り合う時代になってきております。
その中で、副業と言う形でも人を受け入れる間口を広げている企業は
生き残っていける可能性が高い企業と言えるでしょう。
企業の副業に対するデメリット
・情報漏洩が心配される
・もしかしたら副業先に人材が流出してしまうかも?
本業以外に働くわけですので
労務管理や健康管理は大変になります。
情報漏洩に関しても、通常の会話から漏洩する可能性が
ありますので、社員教育を徹底させる必要があります。
優秀な人材の場合、副業先にヘッドハンティングされる可能性が
ありますので、よりよい待遇等が求められる可能性があります。

国が副業を促進している中で
労働力確保が課題になる流れを考えても
企業が副業を後押しする流れが加速すると
予想されますね。
副業をする理由と必要性について 個人の方向性【自分の身は自分で守る】
個人が副業を考える理由は
・収入を得る手段を増やしたい
・他の企業にて知識やスキルを取得してみたい
このような理由があります。
これらの理由が発生する要因としては
・老後(年金)に不安がある
・不景気や感染症等で企業の倒産や規模縮小に対する不安
このような理由が考えられます。
要は、国も企業もいざとなれば自分の事を守ってくれない
ということです。
副業と一言で言っても様々な手段があります。
・在宅ワーク(確実に稼げるが、単価が低い可能性が高い、比較的時間に融通が利く)
・ブログやYouTubeでの収入を狙う(そもそも稼げるとは限らない)
自分の将来のビジョンを持って取り組むことが大事です。

クラウドソーシングなどの在宅でできる仕事が
整備されてきているので、以前より簡単に
副業に挑戦できる環境になってきていると感じます。
まとめ
・企業が副業を認める流れは加速していくとみられる
・クラウドソーシングなどの在宅でできる仕事が増えてきたので
個人の副業に対するハードルが下がってきている
このような事から副業がスタンダードになる日も
遠くないのかもしれません。
本業だけで問題なく生活できればいいのですが
そうでない場合が多いのも事実です。
また、老後の対策は必須です。

実際に副業をしないまでも
いざという時のために情報収集だけでも
しておくのがよさそうですね。